保育園や幼稚園などに持っていくものには全て記名する必要があります。
量が多いと時間も手間もかかりますし、字を書くのが好きでないとかなり苦痛な作業ですよね。
そこで今回は、お名前入れが少しでも楽になる「お名前シール」をご紹介します。
お名前シールって聞いたことはあるけれど、
- 剥がれやすいんじゃないの?
- 実際の使用感が分からないと不安…
- 結局手書きの方が早いんじゃないの?
なんて思っていませんか?
この記事を読めばお名前シールの魅力を感じていただけると思います。
・お名前シールのタイプと選ぶときの注意点とは?
・タイプ別のオススメ3選!
お名前シール メリット
ここではお名前シールのメリットを挙げます。
手書きよりは楽
シールであれば貼るだけなので(それでも時間はある程度かかりますが)、手書きよりは楽にでとても便利!
イラストなどの装飾で見た目がかわいい
字が得意ではなくても、活字なのでキレイな仕上がりになります。また、まだ文字が読めない子どもイラストなどの装飾で自分のものだと認識しやすい利点も。
下で詳しく述べますが、ペタっと貼るだけのノンアイロンタイプのシールであれば後で簡単に剥がすことができます。
お下がりやフリマなどに出す予定があって、直接名前を書きたくないときにも便利ですね。
お名前シール デメリット
お名前シールのデメリットといえば、
洗濯を重ねるごとに剥がれやすくなる
ことが挙げられます。
この対処方法は、結論を言ってしまえば新しいものをどんどん貼れば良いのです。
そのためには価格も重要。
もちろん、
・耐水性の高いものを選んで、
・相性の良い素材に
・適切に貼る(説明書のとおりに!)
ことで剥がれにくくすることはできます。
それでも1度貼ったら一生取れなくなる、なんてことはないですよね。
できるだけ長持ちさせながら、取れた時はすぐに新しいものを貼れるよう、予備をたくさん準備しておく、というスタンスでいきましょう。
仮に手書きで名前を書いたとしても、洗濯を繰り返すことで滲んだり、薄くなったりして、書き直す必要が出てきます。
シールならば貼り直す手間もそれほど無いと言えるでしょう。
つまり耐久性があり、かつできるだけ安いものを選ぶことが重要なのです。
お名前シールのタイプ
お名前シールには、大きく分けて「アイロン使用」のものと、「ノンアイロン」のものがあります。
詳しく特徴を見てみましょう。
アイロン使用
アイロンを使用するタイプには、さらに細かく3種類ほどに分けられますが、共通する特徴は以下のとおりです。
メリット |
〇 服には生地自体に付けられるので見やすい 〇 伸縮性がある 〇 きちんと貼れれば耐久性良い |
デメリット |
× アイロンをかける手間がある × 乾燥機NGのものが多い(熱でノリが溶ける) × 基本的には1度貼ったら剥がせない(熱をかけて剥がす裏ワザはあるようです) |
それではもう少し細かい分類を見てみましょう。
ラバーシール
印刷面を上に向けてを貼り付け
→シールごと布にくっつく
転写(※左右反転)
印刷面を下にして貼り付け
→アイロン後、熱いちに台紙を剥がすと印刷部分だけ布に転写
フロッキーネーム(※左右反転)
ふわふわの面を下にして貼り付け
→アイロン後、十分冷めてから剥がすと文字だけが布に転写
ぽこっと立体的な仕上がりが特徴
※主に文字のみ(イラストは難しいようです)
ノンアイロン
ノンアイロンタイプは、指でギュッと圧をかけて貼り付けるだけです。
洋服のタグや、コップなどツルツルした素材に適しています。
メリット |
〇 指でギュッと押しつけるだけで貼り付けられる 〇 後で剥がせるので、お下がりやフリマにも出しやすい 〇 子どもでも簡単に貼り付けられる |
デメリット |
× 布に直接貼り付けられない(服などはタグに) × 摩擦の多い場所は剥がれやすい傾向あり |
(番外編)お名前スタンプ
実はシールだけでなく、便利なスタンプもオススメです。
紙おむつなどは1枚1枚シールを貼るのはもったいないので、スタンプが最適。
メリット |
〇 オムツやマスクにそのままポンと押すだけ 〇 インクを交換すればずっと使える |
デメリット |
× 失敗しても消せない |
タイプ別向いている素材一覧
上記のシールのタイプと、向いている素材をまとめました。
どれが1番かというのではなく、服やコップはシール、オムツはスタンプなど
用途に合わせて使い分けをすると良いですね。
お名前シールを選ぶときに注意したいポイント
忙しいママ・パパの強い味方!便利なお名前シールですが、購入前に注意したいポイントをまとめました。
保育園からNG指定となることがある
園によっては、以下の理由でNGとされる場合があるようです。入園前にあらかじめ確認しておきましょう。
・キャラクターもの注意
キャラクターに興味がいって、お友達に剥がされてしまったり、自分だ剥がしてしまったり、といったトラブルが起こるかもしれません。
ヒヨコやクマなど、シンプルなものならばOKな場合も。
・剝がれやすいもの注意
簡単に剥がれてしまうと、(特に小さいうちは)誤飲の危険があります。
シール自体が禁止であれば、スタンプで対応しましょう。
洗濯を繰り返すうちに剥がれることがある
これはある程度仕方がない部分もありますが、何回も洗濯を繰り返すごとに剥がれる可能性がでてきてしまいます。
以下の点に注意しつつ、洗濯後は剥がれていないか毎回確認した方が良いでしょう。
・耐久性あるものを選ぶこと
(防水、耐熱、洗濯機や食洗機OKなど)
・安くてたくさん入っているものを選ぶこと
(剥がれたら新しいの貼れば良い)
タイプ別オススメ3選 口コミも
ここでは、それぞれのタイプの商品を3つ厳選し口コミとともにご紹介します。
ラバーシール
1.お名前シール工場
〈特徴〉
洗濯機OK
乾燥機記載なし
お急ぎ便あり(600円)
〈使える素材〉
綿100%、綿ポリ素材(ポリエステル比率は50%以下)
※ナイロン素材はアイロンの熱で生地が溶けるのでNG
乾燥機については記載がありませんが、口コミによると、「乾燥機にかけても剥がれない」いう意見が多かったです。
また小さなアイロン板が付いてくるので、ムラなくきれいにアイロンできます。
タオルや靴下など凸凹した素材には、別商品の「タオル用アイロンシール」や「靴下用アイロンシール」がオススメです。
2.シールDEネーム
〈特徴〉
洗濯機OK
乾燥機NG
〈使える素材〉
綿100%、綿ポリ素材(ポリエステル比率は50%以下)
※ナイロン素材はアイロンの熱で生地が溶けるのでNG
クラス名やフリガナ風に2段で文字を入れることができで、口コミでも好評でした。
また、「柄の種類が豊富でかわいい」という意見も多いです。
ひとつひとつ文字バランスをチェックして調整してくれるので、余白が空いたりすることもなく、見やすい仕上がり。
※こちらもタオルなどの凸凹した素材は非推奨です。
3.レスタスお名前シール製作所
〈特徴〉
洗濯機OK
乾燥機NG
〈使える素材〉
綿100%、綿混紡素材
※ナイロン素材はアイロンの熱で生地が溶けるのでNG
柄の種類は700以上と最多で、お友達とかぶる心配なし。
商品ページの最後にシールの貼り付け方の動画があるので、参考にしてください。
※こちらもタオルなどの凸凹した素材は非推奨です。
転写シール(※左右反転)
転写タイプは印刷部分だけが転写されるので、淡色布に向いています。
(濃色布は文字が見えにくい)
シートを自分で一枚一枚カットしたり、アイロン後もシール台紙をゆっくりと剥がしたりする必要があるので、「手間を省きたい」ということだけ見るとラバーシールの方が楽かもしれません。
しかし、まるで直接印刷したかのような自然な仕上がりで、シール感が少なく見た目もキレイなので、見た目にこだわる方はオススメです。
1.お名前シール工場
〈特徴〉
洗濯機OK
乾燥機OK
お急ぎ便あり(600円)
〈使える素材〉
綿100%、綿ポリ素材(ポリエステル比率は50%以下)
小さなアイロン板が付いてくるので、ムラなくきれいにアイロンできます。
「自分でひとつひとつカットするのが手間」との口コミがありましたので、注意が必要です。
自分でカットするのが面倒な方は、上記ラバーシールの方が良いでしょう。
タオルや靴下など凸凹した素材には、別商品の「タオル用アイロンシール」や「靴下用アイロンシール」がオススメです。
2.レスタスお名前シール製作所
〈特徴〉
洗濯機OK
乾燥機NG
〈使える素材〉
綿100%、綿ポリ素材(ポリエステル比率は50%以下)
こちらも自分でカットするタイプです。
※タオル等の凸凹した素材は非推奨です。
3.シールDEネーム
〈特徴〉
洗濯機OK
乾燥機
〈使える素材〉
綿100%、綿ポリ素材(ポリエステル比率は50%以下)
こちらも自分でカットするタイプです。
クラス名やフリガナ風に2段で文字を入れることができます。
ひとつひとつ文字バランスをチェックして調整してくれるので、余白が空いたりすることもなく、見やすい仕上がり。
フロッキーネーム(※左右反転)
1.やくだち
〈特徴〉
洗濯機OK
乾燥機記載なし
〈使える素材〉
綿100%、綿ポリ素材(ポリエステル比率は50%以下)
ナイロン等50%以上のものはNG
商品ページにフロッキーを貼るときのコツが書いてあるので、一見の価値あり。
(動画もあります)
濁点などは付きづらいようで、注意が必要です。
「新品の靴下に付けると剥がれやすい。一度洗濯した靴下は剥がれなかった」
との口コミもありました。付けたいものは新品ではなく、一度洗濯した方が良いかもしれません。
※タオル地などの凸凹した素材は非推奨です。
2.アイロンスタンプのクレアフォーム
〈特徴〉
洗濯機記載なし
乾燥機記載なし
〈使える素材〉
綿100%、綿ポリ素材(ポリエステル比率は50%以下)
ナイロン・レーヨン50%以上のものはNG
購入から1か月以内で返金保証あり。
縦書き、横書き両方選べます。
「すぐに剥がれる」「全然剥がれない」と両方の意見が見られ、アイロンでつけるのに少しコツがいるようです。商品ページの最後に貼り方の説明動画があるので、参考にしてください。
5色選べるので(同じ色に指定もできる)、「素材の色に合わせて変えられるから良い」と好評です。
3.名前シールの老舗ねーむっこ
〈特徴〉
洗濯機OK
乾燥機OK
タオル生地にも付けられる
〈使える素材〉
記載なし(体操服、靴下、ハンカチ、タオルなどに使用可)
比較的お値段は張る&納期も長めですが、すべて国内で製造していて高品質。
乾燥機も使えるほど丈夫です。
「剥がれる前にサイズアウトした」「靴下に穴が開くまで剥がれなかった」と、品質を絶賛する口コミ多数。
納期も他のメーカーに比べて長めなので、早めの注文が吉です。
ノンアイロンシール
1.ホビナビ
〈特徴〉
電子レンジOK
食洗機OK
洗濯機OK
乾燥機OK
〈使える素材〉
洗濯表示タグ、ポリエステル、プラスチックや陶器の食器類
乾燥機OKなところが魅力です。
口コミでは「半年以上持っている」という意見もあれば「すぐに剥がれた」という意見もありました。
たまに製造不良品に当たることもあるみたいなので、一度の洗濯で取れてしまうというような場合は、お店に連絡するとすぐに交換してくれますよ。
2.お名前シール工場
〈特徴〉
電子レンジOK
食洗機OK
洗濯機OK
乾燥機OK
ラミネート加工で超耐水
お急ぎ便有(600円)
〈使える素材〉
ポリエステル製洗濯表示タグ、文房具、食器類、長靴など生活用品
こちらは柄の種類が600種類以上と豊富ですが、口コミでは、「極小サイズのシールには柄が潰れてよく見えない」とあったので注意が必要です。
ラミネート加工で耐水性&耐摩擦性が高く、主に文房具や食器類向けだなという印象です。
洗濯乾燥機の使用もOKとのことです。
製造不良品に対してのお店の対応も誠実で、全体的に高評価です。
3.はんこ奉行
〈特徴〉
電子レンジOK
食洗機OK
洗濯機OK
乾燥機記載なし
〈使える素材〉
洗濯表示タグ、ビニール製プールバッグ
こちらは洗濯タグに特化したものです。
乾燥機に関しては明記されていないですが、耐熱性が高いとアピールしているのと、口コミでは「乾燥機にガンガンかけても剥がれない」との意見が多数ありました。
また、一枚のシートにあるサイズを角型・小の2種類に絞り、枚数を多くしているのが特徴。
(一般的には1シートに何種類ものサイズがあるものが多いです)
文房具などに貼りたい場合は、こちらの文房具用のシールがオススメ!
スタンプ
スタンプはシールに比べ初期費用はかかりますが、保育園~小学校まで何年も使用できることを考えると、お手軽&コスパは良いのでオススメです。
1.はんの専門店石松堂
〈特徴〉
電子レンジ記載なし
食洗機OK
洗濯機OK
乾燥機記載なし
専用溶解液付き
〈使える素材〉
布(服自体もタグもOK)、プラスチック、ガラス、紙、金属、木材
いろいろなサイズが揃ったセットです。
おはじきや鉛筆用の小さいものから、おむつ用の大きいものまで各種そろっています。
また、失敗しても、プラスチックは金属などのインクが染み込まない素材の場合は、付属の専用溶解液によって消すことができます。
さらに、付属の3Dスケール(位置決めガイド)を使えば、コップなどの曲面にもスタンプが可能です。
「何度洗濯しても消えない」「お手軽」「インクを補充せずに何年も使えて、もちがよい」など、かなりの高評価です。
2人目のお子様用に、はんこのみの追加セットもあります。
2.印鑑はんこSHOPハンコズ
〈特徴〉
電子レンジ記載なし
食洗機記載なし
洗濯機OK
乾燥機記載なし
〈使える素材〉
布(服自体もタグもOK)、プラスチック、ガラス、紙、金属、木材
こちらははんこのみのセット。2人目のお子様にオススメです。
(フルセットはこちらです)
フルセットには、かわいい収納BOXがついていますが、大き目なようで、
「2人目用のはんこも合わせて収納することができる」と口コミにありました。
3.ハンコヤストア
〈特徴〉
電子レンジ記載なし
食洗機記載なし
洗濯機記載なし
乾燥機記載なし
専用溶解液付き
〈使える素材〉
布(服自体もタグもOK)、プラスチック、ガラス、紙
収納BOXの柄がいくつもあり、とってもカワイイです。
「プレゼントで喜ばれた」と口コミでも好評。
食洗機や洗濯機についての記載が見当たりませんでしたが、
”洗剤でゴシゴシ洗っても大丈夫”と書いてあります。
まとめ
今回はお名前シールの種類と特徴をまとめました。
また、それぞれのタイプごとのオススメを厳選して紹介しました。
ラバーシールのオススメはコチラ
転写シールのオススメはコチラ
フロッキーネームのオススメはコチラ
ノンアイロンシールのオススメはコチラ
スタンプのオススメはコチラ
服やコップなどはシール、オムツはスタンプなど用途に合わせて使い分けるのが便利ですよ。
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